定義
Coding AgentとIDE・Editor間の通信を標準化するオープンProtocol。ZedやJetBrains等が対応し、異なるAgentを共通UIへ接続できる。Agentic Commerce Protocol等と同じACP略称を使うため文脈確認が必要。 ローカルでは、エディタがエージェントをサブプロセスとして起動し、標準入出力を通じてJSON-RPCでメッセージを交換する。クラウドなど別環境のエージェントをHTTPやWebSocketでつなぐ方式は、公式ドキュメントで対応途中とされている。Zedが2025年8月にApacheライセンスのオープンソースとして公開し、最初の参照実装はGoogleのGemini CLIだった。言語サーバー連携を共通化したLSPと同じ考え方を、コーディングエージェントに当てはめたもの。 MCP(Model Context Protocol)がエージェントとツール・データをつなぐのに対し、ACPはエディタとエージェントをつなぐ。ACPは可能な範囲でMCPと同じJSON表現を再利用し、差分表示などコーディング向けの型を追加している。両者は併用でき、ACPでエディタにつないだエージェントがMCPで外部ツールを使う構成も考えられる。
実務での利用
- ZedやJetBrains系IDEなどの対応エディタから、Gemini CLIなど複数のコーディングエージェントを同じ画面で切り替えて使う
- 自作のエージェントをACPに対応させ、エディタごとの個別連携を作らずに複数のエディタへ提供する
注意点
- エディタからエージェントへ渡すファイルの読み書きやコマンド実行は、プロトコルがあるだけでは制限されない。エディタ側の承認設定とエージェントの実行環境で権限を確認する
- ACPという略称はAgent Communication Protocol(IBM)やAgentic Commerce Protocolでも使われる。資料では正式名称を確認する
- 対応エディタ・エージェントは増え続けているため、導入前に各製品の公式ドキュメントで対応状況を確認する
